そこそこの店

家に配られている無料情報紙に,近所の居酒屋の広告が出ていた.その店の宣伝文句にいわく,

味はソコソコ
値段はマアマア
接客はボツボツ

私はこの店に行く気にはまったくならない.「どの点をとっても,とくに問題はない」と言いたいのだろうが,言い換えれば「どの点をとってもダメ」ということではないのか?

商売でも,教育や研究でも,目指さなければならないのは「かけがえのなさ」ではないだろうか?つまり「この店だから行きたい」「この先生に習いたい」「この人だからできる研究だ」というものがあることが,その店や人の価値だと思う.

「えらそうな店」という記事でも書いたが,せめて接客だけでも改善してくれ.

(03. 4. 2)