喪中はがき

一昨年は身内に不幸があったので,一昨年末に喪中はがきを送り,昨年始は年賀状を欠礼することとなった.今年の年始には2年ぶりに年賀状をもらうことになったが,一昨年始と比べるとだいぶ数が減っていた.つまり,喪中をきっかけに,年賀状をくれなくなった人が何人もいたわけで,しょせんその程度の付き合いだったのかと思うと,残念である.

しかし,実のところ,もう10年以上も会っておらず,年賀状だけの付き合いになっている人が私にもけっこういる.とくに最近は,パソコンのデータベースを使って印刷するために,データベースから消さない限りあまり手間もなく年賀状ができるので,そういう人とも年賀状のやり取りが途切れることがない.そういう人の中にも,喪中を挟んでもきちんと年賀状をくれた人がいて,大変うれしく思っている.

ところで,一昨年末の喪中はがきに,岡山から東広島に引っ越したことを書いておいたのだが,今年の年賀状には岡山の旧住所あてに届いたものがけっこうあった.喪中はがきというのは,あまり読んでいないもののようだ.

(04. 2. 2)

[追記]現在,送っている年賀はがきの枚数は50枚程度だが,年賀メールのほうは,仕事関係に送っているものだけでも国内国外合わせて400通を超えている.そのため,メールの文面で気のきいた台詞をひねり出すのに時間をかけてしまい,はがきのほうは各地の郵便局で売っている絵入りはがきに文面を印刷しただけの「手抜き」になってしまった.(すみません)