コンビニの閉店

最近,家の近所のコンビニと,勤め先から駅までの道の途中にあるコンビニが,相次いで閉店した.

コンビニの閉店はさびしい.なんか品数が減ってるな,と思ったら,A4ぐらいの小さな紙に「○日×時をもって閉店します.長い間のご愛顧に感謝いたします」と書いた紙がドアにそっけなくはってある.品物はチェーンの他の店に持っていくのだろうから,閉店セールもやらない.

勤め先の方のコンビニは,今日の朝6時で閉店である.昨日の夜10時ごろに立ち寄ったが,店はすでにがらんどうだった.にもかかわらず,ドアの上には,きのうあたりから発売の「ホットサンド」の横断幕がきちんととりつけられていた.しょせん,コンビニは1個の店ではなく,チェーンの一部でしかないのだろうかと感じる.

しかし,店のこまめな努力も経営を大きく左右しているようだ.家の近所の方のコンビニは,筋向いに別のチェーンの店ができたあおりでつぶれてしまった.新しいほうの店は,店主や店員が新商品を勧めてくれたり,買い物について客にいろいろ尋ねて売れる商品のヒントをさがしたり,大変意欲的であった.それにくらべ,つぶれたほうの店は,やる気のなさそうなバイトがだらだらと店番しているだけだった.新しいほうができた時から,これはひょっとすると,古いほうはつぶれるんじゃないか,と思っていた.

ちなみに,つぶれたのはどちらもローソンである.コンビニがセブンイレブンばかりになっては,品揃えも一様になっておもしろくないし,もっとがんばってほしいところである.個人的に好きなのはサークルKだが.

(01. 2. 14)